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住んでみてわかった本当のフィンランド 靴家さちこ・セルボ貴子著 [北欧の幸福]

住んでみてわかった本当のフィンランド 靴家さちこ・セルボ貴子著
マリッジリング(結婚指輪)プロデューサーの通勤読書日記より転載

グラフ社 平成21年5月5日第1版第1刷発行

1400円 読書時間2時間

最近の北欧ブームにも、いろいろな側面があり、フィンランドは
子供の学力世界1位が注目の的です。
昨年発行されベストセラーになった、“フィンランド豊かさのメソッド”
は、留学生の立場で書かれたものでしたが、こちらの本は実際に
フィンランド在住の二人に書かれたもので、親類に学校教師もいて
より詳しい教育事情が書かれています。大手が新書で出していれば
こちらもベストセラーになったでしょう。

フィンランドでは、それぞれの子供の立場を尊重したした教育
(結果として20人強の少人数、それを2分割することもある)が
徹底していて、国をあげて大変な手間をかけているのがわかります。

先日、日本の県別の習熟度ランキングが発表され、秋田県が
2連覇を達成しましたが、取り組みとして似てる部分があるように
思えました。秋田県人は我慢強そうだしね。

老人医療費や年金にコストをかけるか、子供の教育にコストを
かけるか、あるいはコストをかけずに税率を低くするかの選択は、
国家レベルの選択です。(北欧は税金がとても高く、無駄もない
ので福祉が充実している)

日本は、北欧型を目指すようにも見えますが、既得権者との
世代対立の問題は簡単ではないようですね。
マリッジリング(結婚指輪)を販売し、日々若いカップルと接して
いる立場としては、もっと育児支援を充実して欲しいと思いますが。

(独断判定)フィンランドと秋田の類似性は研究の価値がある



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